004 芍薬

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名 称
シャクヤク
学 名
Paeonia lactiflora
科・属
ボタン科
ボタン属
特 徴
多年草
原 産
中国原産
花時期
5月頃
写 真
野村正治

2009年03月17日

芍薬(シャクヤク)の魅力は、何といっても、その大きさにある。
「立てば芍薬、座れば牡丹・・・」という具合に、
昔から美人の比喩として使われることの多い芍薬だけれど、
これが女か?・・・と思われるほど、とにかくデカイ花が咲く。
大きいものになると、直径30cmくらいのものもあるほどだ。

ところが、そんなデカイ花とは裏腹に、
つぼみの状態の芍薬は、心配になるほど小さいのである。
たかだか3cm〜4cmほどしかない。
小さく、堅く、ぎゅっとした感じ。

それが、ゆるゆると緩み始め、
ふわふわふわっ、となったかと思うと、
いつの間にか、ぶふぁっと、
柔らかな、大輪の花が開いているのだ。
そして、あたり一面には、白ワインのような香りが、ほのかに漂う。

とても豊かになった気がする至福のひとときである。

あの小さなつぼみのどこに、これだけたくさんの、
こんな大きな花びらが隠されていたのか・・・

まるで忍術か手品を見る思いである。

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