- 名 称
- ユーフォルビア
- メデューサヘッド
- 学 名
- Euphorbia flanaganii
- 科・属
- トウダイグサ科
- ユーフォルビア属
- 特 徴
- 多年草多肉植物
- 原 産
- 南アフリカ
- 花時期
- 7〜8月
ギリシャ神話の中で最も印象的な物語は、と聞かれると、
迷わず「メデューサの物語」と答える。
それは、幼い頃の自分にとって、
四谷怪談のお岩さんなんて比較にならないほど、この上なく恐ろしい物語だった。
まず、何と言っても、髪の毛がヘビでできている、という設定が恐ろしい。
そのうえ、目を合わせた者を石に変えてしまうという魔力が、また恐ろしい。
あまりにもその魔力が恐ろしすぎて、
髪の毛がモジャモジャだった隣のクラスの先生を見かけるたびに、
もしもこの人がメデューサだったら...と思うと気が気じゃなく、
とても目を見て話す事などできなかったほどである。
最終的にメデューサは、ペルセウスによって首を切り落とされるのだが、
首だけになってもなおその魔力を失わないために、
生首のまま、アテーナーの楯の中に嵌め込まれてしまう...というから、
実に、死んだ後まで恐ろしい!
そして、物語の恐ろしさを決定的なものとさせたのが、
ギリシャ神話の解説本に載っていた挿絵だった。
当時は誰の何という絵かわからなかったのだけれど、
大人になってから、ルーベンスの「メデューサの頭部」だと知った。
それは、「フランダースの犬」の主人公が、死んでまで見たがった絵を描いた
同じ作者のものとは思えないほど、残酷で、おぞましいものだった。
ところが、人間の心理とは不思議なもので、
幼い頃あんなにも恐ろしかった絵が、
今では、とんでもなく「カッコイイ!」絵となった。
「メデューサの物語」の時系列的な恐ろしさを、
1枚の絵画の中に全て余すことなく描き切るテクニックは、
まさに「お見事!」としか言いようがない。
いつの日か、広い庭が持てるようになったら、
「メデューサの頭部」と名付けられた多肉植物を、岩の横に被さるように地植えにし、
ルーベンスの絵を思い浮かべながら一日中眺めていたい...とさえ思うのである。

ちあきず 2009/10/20 22:55
むかーし、東京12チャンネルで、B級映画ばっかり放映する
「お昼のロードショー」という番組がありました。
あるとき、母親と一緒に
「蛇女ゴーゴン」というのを観てしまいました。
髪の毛が蛇という映像を観た私は、
ショックでその晩眠れなかった記憶があります。
あの衝撃は昭和50年頃、新宿の小田急百貨店で、
これまた母親と一緒に観た「ミイラ展」に匹敵するものがありました。
今思えば、小田急百貨店、すごい展覧会やったもんですね。
しかし、まだ幼い子供にミイラを見せる母って……。
aha 2009/10/22 11:24
>ちあきずさん
「蛇女ゴーゴン」という映画は観たことがないですが、
ギリシャ神話によると。メデューサには姉が2人いて、
3人ひっくるめて「ゴーゴン姉妹」と呼ぶので、
その映画はまさにメデューサの映画なんですね!
メデューサとミイラ!…ちあきずさんのお母さんは、きっと筋金入りのホラーファンです!
いいじゃないですか、幼い子の手を引いて、ミイラに見入るお母さん!
今の教育では、「死」とか「怪物」とかがあまりにも排除されすぎてて、
結局打たれ弱〜い大人になってしまう…という可能性もあると思いませんか?
樋口 2009/12/30 03:08
ネットで検索してたどりつきました。
昭和50年ごろの新宿小田急のミイラ展!やっぱりあったんですね!
オレも母にムリヤリつれていかれて怖くてほとんど目をつぶってた記憶があるんですが
誰に聞いてもあのミイラ展のこと覚えてる人がいなくてガッカリしてましたが
やっとあのオレのトラウマのミイラ展をご存知のかたの書き込みを拝見しました。
ヘンな話が感無量っす。