- 名 称
- TRUSS・WALL・HOUSE
- 用 途
- 個人宅
- 所在地
- 東京都町田市
- 設 計
- Ushida Findlay Partnership
- 撮 影
- 2007年10月
- 植 栽
- ドウダンツツジ・アイビー
のどかな日差しを浴びながら、
新宿から小田急線に乗って江ノ島へと向かっていると、
町田駅を通過してすぐ、それは不意に現れる。
建築物というよりは、もっとナマ暖かい動物のような佇まい・・・
まるで牛が草原に横たわって昼寝しているかのようだ。
しかし、植物が全く生い茂っていなかった竣工時の写真を見ると、
そんなのどかな雰囲気とは違って、バリバリの実験建築といった感じがする。
何せ、この建築物には、直角が一切登場しないのだ。
面という面、すべてが緩やかなカーブを描き、
その曲面の徹底ぶりは、攻撃的ですらある。
「コンクリートとは、堅く、まっすぐなものである」
という固定概念を挑発し、嘲笑しているかのようである。
そんな「攻撃的な曲面」も、植物に覆い尽くされてしまうだけで、
のどかな「冗談」のように見えてくるから不思議だ。
いつか勇気を出して、この家の呼び鈴を鳴らし、
この「草原で昼寝する牛」の背中(屋上)に上って、
何とかシエスタさせてもらいたい・・・
と勝手な夢を見るのである。
玉子 2009/10/01 09:13
橋詰敦夫さま
近所の気に入った家の呼び鈴を鳴らしたことがあります(2軒)。
どんな人が住んでいるのかしらと思って。
でてきた人は期待したほどではありませんでした。
安藤忠雄さんは大阪や神戸に緑をふやすために力を尽くされています。
(同潤会アパートについて書いておられましたが・・・)
そして、人と人の触れ合いを大切にするたてものをつくっておられ、とても共感します。
橋詰さんも、東京を緑でいっぱいにしてください。
橋詰さんの意識をたくさんの人に理解してもらい、広めていってほしいと思います。
応援しています。
玉子 2009/10/05 09:45
橋詰敦夫さま
「植物の神秘生活」(工作舎)は読まれましたか?
たぶん植物にはすごい力があるのだと思います。
10年以上前に読んだので、あまり覚えていませんが、サボテンはすごく賢いと書いてありました。
うちにあるゴールドクレストは、植木鉢が小さいのに、どんどん伸びていって、枯れてしまいました。
頭が悪いなあと思います。
犬を飼っていたころは、散歩しながらよく花を摘んでいました。
おとといはお月見だったので、芒をとりに行きました。
自然の色はきれいだと思いますが、私は、どうも、つつじのピンクが好きになれないのです。
どうしてあんな色をしているのでしょうか。
橋詰さんはどんな花でもお好きなのですか?
aha 2009/10/06 02:33
>玉子さま
コメント、ありがとうございます。
「植物の神秘生活」は一昔前に、もの凄く話題になりましたね。
でも、後で作者が「あれはフィクションだった」と白状したという噂も流れて、評価の定まらない書物でもあります。
花の色は、基本的には、昆虫や鳥のためにあるので、人間があれこれ言えるものではないかもしれません。
でも、今の園芸品種の花は、ほとんどが人間の手によって鮮やかに品種改良されたものだそうです。
種の保存という観点から言えば、鳥や昆虫ではなく、人間に好かれる色をつけるという戦略もあるのかもしれませんね。